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第5日目(バストゥ−アナハイム)、第6日目(アナハイム−エルモンテ)


9月20日
バストゥ−チノ空港−アナハイム

残すところあと二日となりました、少し寂しさも感じ始めてきました。ところで、水道ホースがダメで清水タンクからの水を使用していますが、清水タンクも供給しなければなりません。昨日のグランドキャニオンで、洩らしながらも少し水を供給しましたが、時間もかかるのでバストゥKOAでホースを貸してもらおうとオープンと同時に頼みに行きました。「何で必要なんだ?」と聞かれましたので、 is not good だと言ったら、捨ててもいいようなのをサイトまで持ってきてくれました、どうやらくれるみたいです。これで満タン近くまで供給して安心です。



ここでも私たちのお隣さんもエルモンテのでした。写真のように2台並んでます。隣と言ってもこれだけ離れているのでファンなどの音も聞こえなくて静かです。





モンスターRVを発見しました、日本の観光バスより長そうです。多分、1億近くはするものと思われます。いったいどういう人が乗っているのか、職業は何なのかなど知りたいところです。
This is America!










一般的な高級モーターホームの代表例のようなRVです。小型車を牽引しています、小型車の前の黒い板は前のモーターホームが小石などを跳ねて飛んでくるのを防いでいるものです。










昨夜、グランドキャニオンでアナハイムRVパークのナビへの登録などをしていた時に、エルモンテでくれた道路マップを眺めていたところ、途中にチノ空港を発見しました。事前の調査ではここまでは 調べておりませんでした。チノ空港といえば日本からもツアーで見に来る第2次世界大戦機を使ったエアショーが行われる飛行機好きの中では非常に有名なところです。
そして、大きな航空博物館があります。何と、Valle飛行場の航空博物館の本家になります、縁を感じてしまいました。Valleで買ったTシャツを着て訪れようと心に決めました。

大型車用の駐車スペースが無いので邪魔にならないように飛行機の近くに止めました。凄いショットです!

大興奮の本場本家の航空博物館です!
プラモデルでよく見たやつの本物です!

ほとんどが飛行可能に近いぐらいの状態にレストアされており、タイムトリップしたような錯覚にもなってしまいます。日本では絶対に見れない世界であり、来てよかったと思うのはこういう時であります。


航空博物館のTシャツのお蔭でロープの内側のエリアにも行くことができました。


航空王国アメリカを感ずることができました。日本の軽飛行機世界の現状と比較するととても悲しくなります。
航空機産業は先端技術のトップ産業であり、往年の名機はアメリカおよび人類の宝でもあります。日本の高性能な戦闘機などにも敬意を払われており大切に保管されています。













チノ空港からアナハイムまでは30分程度で着きます。アナハイム市街地も広々としているので走りやすいです。


ディズニーランドが少し見えるアナハイムRVリゾートに到着しました。会社のオフィスではありません、キャンプ場の受付場所です。スタッフもお揃いのTシャツなどを着ていて、さすがに高規格のRVパークです。ここも既に多くのRVが泊まっていました。私たちはチェックインを済ませると最後の給油に向かいました。 また、RVパークのオフィスで最寄のFEDEXの集荷オフィスを調べてもらい、すぐ近くにあることが分かり、かさばるお土産をFEDEXで東京の自宅に送ることにしました。結構高くつきます。しかし、お陰で荷物がそれ程増えることなく帰国することができました。

 

 

 

丁度この日はエンゼルスのナイターがあるとのことでしたので、見に行く予定を組んでいました。トラベルデポの小林さんに相談したところ球場に行くのはタクシーが良いとのことでした。夕方までは車内清掃や荷物の整理などをして、いよいよエンゼルススタジアムに向かいます。タクシーを呼ぶのもオフィスに行けば呼んでくれます。

 

TVで見たあの場所です、いやでも興奮してきます。チケットは当日購入です、値段などで適当に決めました。そしたら、内野の最上階の席でした。

全体が見渡せるのでよしとしましょう。夜になるにつれ冷え込んできます、ギフトショップでトレーナーなどを買ったりしましたが、それを着込んでしまいました。世界不思議発見の草野さんが私の前でレジで支払っていました。

 

日本でも野球観戦はほとんど行かないのですが、、応援方法や雰囲気はかなり違います。試合はエンゼルスがリードして7回表が終わると、恒例の儀式である全員がTake Me Out to the Ball Game"(わたしを野球に連れてって)を歌います。

日本のどこぞの球団の風船も圧巻ではありますが、アメリカのも優雅な感じでいいものです。来て良かったと思う瞬間でした。

 

そして、お待ちかねの代打松井の登場です。やはり、日本人の血が騒ぎます。松井は今シーズンまでとの噂があるので見れたのは幸運です。

 

この日の夕食は球場内でホットドッグなどです。7回で帰りにつきましたが、夜食用にも買いました。それを持って、タクシー乗り場から帰りました。

 


 

 

 

 

アナハイム到着時走行距離計:55851










 

第6日目


9月21日

 

 

 

次の日の最終日は朝8時にエルモンテに返却しなければならないので、朝の食事は簡単におにぎりにすることにしました。日本からのごはんパックとインスタント味噌汁の出番です。

 

朝の渋滞を見込んで早めの出発です。何とか8時10分前に到着しました。本当ですと8時にガイドの方と待ち合わせなのですが、いないようなので返却手続きをしました。ガソリンスタンドが場内にあり、そこに車を入れて係りの人と一緒に確認作業です。道中何かトラブルがあったかとのことでしたので、水道ホースがNGと伝えました。ガソリンはアナハイムで満タンにしましたが、ここで係りの人がガソリンを入れます、1ガロン程度は入ったようです。しかし、追加のチャージなどもなく無事に返却手続きが終了しました。アンケートなどにも答えましたが、再度エルモンテを使いたいか?には、当然Yesです。そして、数年後にまた来たいと強く思いました。


現地ガイドの高山さんが来ないので、フリーダイヤルの電話をエルモンテのスタッフにかけてもらい、問い合わせしたところ、9時に向かいに来るとのことでした。それまではコーヒーなどを飲んで待ちました。どうやら高山さんがぎっくり腰になったようで、代わりの桑田さんが向かいに来てくれました。

 

後ろ髪を引かれながらエルモンテを後にして、LAXに向かいます。渋滞していますが、カープールレーンを飛ばして無事にLAXに到着。

シンガポール航空 14;45発なのでだいぶ時間があります。今回もグランドキャニオンのRVパークでインターネットチェックインをしていますので、スムーズにバッグを預けることができました。空港内で最後のお土産と昼食をとりながら待ち、定刻通りに日本に向け離陸しました。


エルモンテ到着時走行距離計:55862

 

エルモンテ出発時走行距離計:54633

 

総走行距離;  1,229miles  1,966km

総ガソリン使用量: 155ガロン 589リットル

 











★最後に

エコの時代に大量のガソリンをアメリカ大陸にばら撒いてきてしまいましたが、一生に一度できれば二度の素晴らしい旅をすることができました。

クラスAのモーターホームで旅をすることは日本では購入しないとできないことです。アメリカではエルモンテやクルーズアメリカなどレンタル会社があり、リタイア前の人たちなどはこういうのを利用して楽しんでいるようです。はっきり言って病み付きになります。

 

トラベルデポさんを見つけたのはキャンピングカーショーでした、何時かはと心に誓い数年が過ぎました。今年はリフレッシュ休暇が取れるので以前から計画しておりました。毎日1回以上は道を間違えたりしていましたが、少し位苦労したほうが思い出に残ります。

 

それにしても予想以上に素晴らしいく、また、幾つもの偶然の幸運などにも恵まれて、本当に掛け替えのない思い出を作ることができました。改めてトラベルデポの小林さんに御礼申し上げます。